フィグ エロティック オード パルファム
アンバーフルーティ
青いいちじくが、熟しきるまで。
その途中を、ぜんぶ香りにした一本。
2026年、いちじくの香りの話をすると必ず名前が挙がる一本です。
@cosmeのベストコスメアワードで、上半期の新作フレグランス1位。
クチコミは180件近くついて、評価は7点満点で4.9。
ただ、30mLで37,950円。
gokutakuでこれまで紹介してきた香水の、だいたい2倍から3倍です。
正直に書くと「そんなにすごいの?」というのが最初の感想でした。
なので、このページは「何がそこまで評価されているのか」を調べたまとめです。
このページについて
ブランドの公表情報と、口コミサイトの評価179件をもとにまとめています。香水の説明によく出てくる言葉は、できるだけふだんの言葉に置きかえました。
ベルガモットとマンダリン。柑橘がぱっと開いて、みずみずしく始まります。 そこにピンクペッパーがひとつまみ。甘いだけで終わらせない、小さなとげのような役目です。 まだ青い、もぎたてのいちじくの段階。
主役の「カドタ フィグ アコード」が出てきます。 トム フォードが独自に作った、いちじくの香り。ほのかな塩気があるのが特徴です。 そこに黒糖が重なって、甘いのにべたつかない、不思議な濃さになります。
ベチバーとパチョリ。どちらも植物の名前で、ベチバーは草の根っこ、パチョリは葉っぱです。 ベチバーは新しい畳、パチョリはお寺のお香——と言うといちばん近いと思います。 この2つが下から支えるので、果実の甘さがふわっと浮かずに、ぐっと大人びます。 青かった実が、完熟しきったところ。名前の「エロティック」はこのあたりの話だと思います。
こうした香りの移り変わりはトップ・ミドル・ラストノートと呼ばれています。
この香水は「青い実が熟すまで」をそのまま時間の流れにしている、めずらしい作り方です。
特別な夜に。食事でも、そのあとでも、浮かない大人の甘さ。
甘い香りが好きだけれど、子どもっぽく見られたくない日に。
秋から冬へ。気温が下がるほど、黒糖と木の部分が生きてきます。
自分のための一本がほしい日に。人に褒められるより、自分が満ちる香り。
贈りものに。男女を選ばないので、相手の好みが読みきれないときにも。
口コミサイトでの評価
★ 4.9/7.0
@cosme・179件(2026年10月時点)
LIPSでは ★4.07/5.0(10件)
「いちじくと黒糖の甘さが、一日ずっと続く。
甘いのに、どこかしょっぱいような奥行きがある。」
「@cosmeベストコスメアワード2026 上半期・新作ベストフレグランスで1位。オードパルファム部門のランキングでも上位に入っています。」
「甘さと青さが交互にやってくるので飽きない、という声が目立ちます。『ずっと嗅いでいられる』という表現もよく見かけました。」
「透け感のあるバイオレットのボトルがきれい、という評判も多いです。置いておくだけで絵になる、と。」
気になる点
「手首にひと吹きで3時間ほど、という声があります。オード パルファムとしては短めなので、長く香らせたい方は量や場所の工夫が必要そうです。」
気になる点
「人によっては重い・濃いと感じるようです。甘さがしっかりある香りなので、ふんわり系が好きな方は慎重に。」
気になる点
「30mLで37,950円。香水としてはっきり高額な部類で、ここがいちばんの壁だと思います。」
※ 上の点数は口コミサイトの平均評価で、gokutakuが採点したものではありません。評価は変動します。
※ 香りの説明はブランドの公表情報、口コミは各ECサイト・レビューサイトの情報をもとにまとめたものです。感じ方には個人差があります。
"
甘いのに、しょっぱい。
青いのに、熟れている。
矛盾をそのまま閉じこめたから、飽きないのだと思います。
まずは公式のサンプルサイズで
トム フォード ビューティの公式ストアが出している、数量限定のサンプルセットです。フィグ エロティックとロスト チェリーが各2mLずつ入っています。
いきなり4万円近いボトルを買うより、まずこれで数日つけてみるほうが確実です。次回の買いものに使えるクーポンもついてきます。
数量限定です。売り切れていることもあるので、リンク先で在庫をご確認ください。
気に入ったら、本体を(国内正規品)
トム フォード ビューティの公式ストアなので、国内正規品です。30mLと50mLが選べます。
価格は30mL 37,950円/50mL 54,450円(2026年10月時点・税込)。
もう少し安く買いたいなら
Amazonには並行輸入品の50mLもあります。正規の輸入ルートを通っていない商品という意味で、偽物ということではありません。価格が安いことが多い一方で、日本語の説明書がない、メーカー保証の対象外になる、といった違いがあります。
50ml(並行輸入品)をAmazonで見る →
※ リンクはアフィリエイトリンクを含みます。商品の価格・在庫状況は各ショッピングサイトにてご確認ください。
正直、値段に見合いますか?
ここだけは、はっきり書いておきます。30mLで37,950円は、香水としてかなり高い部類です。
評価が高いのは事実ですが、「高い=自分に合う」ではありません。甘さがしっかりある香りなので、合わない人には本当に合いません。
だからこそ、まずサンプルサイズか店頭のテスターで一日過ごしてみてください。それから決めても遅くないです。
どれくらい香りが持ちますか?
EDP(オード パルファム)ですが、口コミでは手首にひと吹きで3時間ほどという声もあります。
EDPの平均(5〜7時間)より短めの印象です。長く香らせたいなら、手首ではなく体温の低い場所につけたり、服の内側を使う方法があります。
「塩気がある」ってどういうことですか?
トム フォードが独自に作った「カドタ フィグ アコード」という香料が、ほのかな塩気を含んでいます。
塩そのものの香りというより、甘いものに塩をひとつまみ入れたときのあの感じです。甘さが引き立って、くどくならない。あんこに塩、スイカに塩と同じ理屈だと思ってください。
ベチバー、パチョリって、どんな香りですか?
香水の説明によく出てくるのに、いちばん想像しにくい2つだと思います。どちらも植物です。
ベチバーはイネ科の草の根っこ。新しい畳や、い草のござの香りがいちばん近いです。雨上がりの土のにおいを思い出す方も多いと思います。乾いていて、少しスモーキー。
パチョリはシソ科の葉っぱ。お寺のお香や、古い本のような香りです。土っぽいのにどこか甘く、エスニックな雑貨店に入ったときのあの感じ。
どちらもそれだけ嗅ぐと「渋い」香りです。でも甘い果実の下に敷くと、甘さが引き締まって上品になります。この香水では、まさにその役目をしています。
男性が使っても大丈夫ですか?
問題ありません。ユニセックスの香りです。
甘さはありますが、ベチバーとパチョリが下にしっかりあるので、甘いだけの印象にはなりません。むしろ男性がつけると色気が出るタイプだと思います。
どの季節に向いていますか?
秋から冬が得意です。黒糖とウッディの部分が、気温が低いほど引き立ちます。
夏につける場合は量を控えめに。甘さが強く出すぎることがあります。
プレゼントに向いていますか?
向いています。ブランドの知名度があり、男女を選ばず、ボトルも美しい——贈りものの条件はそろっています。
ただし甘さの好みは分かれるので、相手が甘い香りを避ける方ならフィロシコスのほうが安全です。
ディプティック フィロシコスとの違い
いちじくの香水といえば、まずこの2本が比べられます。
フィロシコスは葉と木が主役で、青くて乾いた香り。甘さは後ろに控えています。フィグ エロティックは熟した実と黒糖が主役で、甘さが前に出ます。
同じいちじくでも、木陰に立っているのか、実を食べているのかくらい違います。価格もフィロシコスの約2倍です。
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トム フォード ロスト チェリーとの違い
同じトム フォードの、甘い果実系どうしの比較です。
ロスト チェリーはチェリーリキュールのような、はっきり濃い甘さ。好き嫌いがくっきり分かれる一本です。フィグ エロティックは甘さに青さと塩気が混ざるぶん、日常でも使いやすい印象。
紹介したサンプルセットにはこの2本が入っているので、飲み比べならぬ嗅ぎ比べができます。
ジル スチュアート ヴァニララストとの違い
どちらも「甘い大人の香り」ですが、立ち位置が違います。
ヴァニララストはバニラのやわらかい甘さで、ふんわり寄り添う感じ。価格も手に取りやすい範囲です。フィグ エロティックは果実と木の、重さのある甘さ。
ふだん使いならヴァニララスト、勝負の日ならフィグ エロティックです。
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